2021年3月31日に、特許庁より「特許庁ステータスレポート2021」が発表されました。
「特許庁ステータスレポート」には、特許庁の統計情や政策の成果などが記載されています。
ここでは、商標に関する情報をかいつまんで、ご紹介します。
まず、2020年1年間で、商標登録出願(商標申請)が181,072件ありました。
商標登録出願の件数は、2013年の117、675件から2016年の161,859件まで微増し、2017年には一気に190,939件まで増加しました。その後、2018年184,483件、2019年190,773件とほぼ横ばい状態でしたが、2020年は減少に転じました。新型コロナウイルス感染症の影響を受けているのかもしれません。
いずれにしましても、2010年代の初めの頃は、商標出願件数が10万~12万件ほどであったのが、2010年代の終り頃になると20万件に近い数字となってきていますので、商標出願件数は、長いスパンで見ると、相当増えてきています。